第1話 うちのまる


 昨日、本を買いに書店に立ち寄った。  目的の本を見つけレジへ進む途中に写真集のコーナーの横を通り過ぎようとしたとき。  

 あれ? うちのまるおの写真がある・・・・・・?
 


・・・えっ!!??・・・・
 


 本のタイトル「まる」って書いてある、うちは「まるお」だぞ。  誰か俺のホームページから写真を抜き出したのか?  それとも、盗撮されたのか・・・? んなわけねーっ
 

 などと思いつつ、その写真集を手にとってぱらぱらとめくってみる。  
 そこには紛れもなく我が家に住まいする「まるお」の写真が。  
 寝そべっている姿も、スコ座りしている姿勢も、エサを食べている横顔もまさしく「まるお」。

 耳の折れ曲がり具合、目の大きさ、色。  
 頭から顔にかけてある茶色の模様の位置、右目にかかるようにカーブを描いている模様、左目にはかかっていないところも、全く同じ。  
 前足両方に付いている茶色の斑点。  
 背中にある大きな茶色の毛並み、しっぽのシマシマまで同じ。  
 異なるところと言えばこの本の「まる」の方が体の斑点の数が多いことと、耳の先端まで茶色の毛が生えていること。  

 この写真集の作者は「バカの壁」で有名な養老孟司氏。  
 Amazonに掲載されている写真をちょっと貼ってみる。







次に我が家の「まるお」


 頭の模様の大きさが少し違うぐらいかな。  

 写真集は小さな冊子なので、本の中に出てくる小さな写真に写っている「まる」は「まるお」に実によく似ているのだ。

 もしかして同じお母さんから生まれた兄弟?と思うぐらいである。  
 実際に「まるお」の兄弟は1つ上のお兄さんに実によく似ているネコが存在している。(チャッティーくんと言う)  
 それでも、顔の模様は違っているのに・・・・    

 有名作家の飼い猫で写真集まで出してもらって、なんだか悔しい気がする。  



「まるお」の方がかわいいわい!!  






いや、おんなじ顔だし。。。。orz





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