磯釣りを始めてみようというあなたへ

磯釣りのタックル

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小物類編 その2

ギャフ

 ここで紹介するのは船釣りなどで大物を船上に取り込むためのギャフではなくて、アオリイカなどを釣る時に使用する「イカギャフ」。

 アオリイカを釣るわけでもないのに何に使用するの?と思われるかもしれませんが、これはウキ回収の用途として用います。
 磯際にハリスがからみ、ラインを引っ張って根掛かりを外したら、道糸が切れてしまって海中でウキがユラユラ。
 取りに行きたいが波打ち際まで降りられないなどという時に、このアイテムが役に立ちます。

 タモの柄にイカギャフを取り付けて、ラインをからめ取りながら上に引っ張り上げるだけで、高価なウキが回収可能となります。
 私は沈め探り釣りを多用するので、磯際でのライントラブルは毎度のよう。
 そのために、必ず磯バッグにこれを忍ばせています。

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イカジャック
昌栄 icon
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オートキングギャフ
(ソリッド先端部)
第一精工 icon



 先端が折りたたみタイプですとロッドケースに入れられますし、不用意に手を傷つけることもありません。
 もちろん、磯でのアオリイカ釣りに使用してもいいし、仲間内などで釣行する時に1つ持っておくと便利です。




刺しエサ箱

 釣りをしている間、刺しエサを入れるケースは、磯釣りをされている方はバッカンに付けるタイプとか、ピトンや竿受けに掛ける小さなボックスタイプを使用されている方が多く見受けます。

 私はこういったタイプは全く使用せず、ウェストベルトに装着するエサ箱をもっぱら用いています。
 足場の悪い場所でも、刺しエサを取るためにしゃがんだりする必要もいりませんし、竿受けから少し離れた場所へも移動しやすくなるからです。
 寒い時期に凍り付いた刺しエサも、体温が伝わって溶けてくれるのが早く感じます。

 ベルトに引っかけるだけのタイプは、動いているうちにベルトから抜けてしまい落としてしまうことが多々ありますので、ベルトにしっかりと固定して、一度付けると容易に外れないタイプをお勧めします。


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 ↑このタイプは装着部がベルトに巻き付けて留めるタイプ。


 難点は、エサが溶けてくると容器の中に水が溜まってきて、あふれると衣服を濡らし臭くなってしまうこと。
 こまめに排水しないと後がたいへんです。
 ウエストバッグのベルトに装着していますが、必ずボックスの横に手拭きタオルも一緒に巻き付けています。

 年を取ってきて、いちいちしゃがむと腰に来るとかいう人には最適です。(;^_^A
 一度お試しあれ。



*ここに紹介している各社の製品はカタログより抜き出した物です。
 全てを使用したわけではありませんので性能を質問されてもお答えできません。





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