磯は単純に地続きで行ける
地磯と,船で渡る
沖磯の2種類があります。
誰もが容易に行けるのは地磯で釣行費用も安く済みますが、その分人も多く釣り荒れしており、また、潮の流れの悪い場所が殆どです。
それぞれの特長を述べましょう。
地磯
幹線道路から徒歩で行ける範囲内の陸続きの磯のことを指します。
性格上人の出入りが激しく,釣り場も荒れている場所が多いです。
潮通しの良い場所は場所取りの争いもしばしば起こります。
殺人事件に発展した場所もあります。
場所によっては山越えやガケをロープで下るような場所もありますが,そのような場所は通い慣れているベテランの方と同行した方が良いでしょう。
ライフベストを着用しない釣り人を多く見かけますが,磯釣りの事故での死亡原因の殆どがこの地磯でのライフベスト未着用によるものですから,必ず着用しましょう。
沖磯
渡船利用などで渡らなければ行けない独立した磯のことを指します。
四方が海に囲まれた独立した磯が多いので、潮通しは比較的良く魚影も濃い。
高さの低い磯は逃げ場が無いため波に弱く、常に危険と背中合わせであることを覚悟しなければなりません。
渡船利用のためのちょっとした知識が必要なので、最初はベテランの人に同行してもらった方が良いでしょう。
船長の指示は絶対であるので必ず守ること。
1度渡ったら何があってもライフベストは脱がないこと。
磯選びは各自の予算と時間の余裕で各自選ぶこと。
地磯は情報誌や航空写真などで自分で探し出すのもおもしろいです。