買ってみようと思う前に
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1.ちょっと待て!
「天狗ウキを1個買ってみようかと思うのだけど・・・」
天狗ウキ&ディセターに少しだけ興味を持った人が聞いてくる言葉です。
「1個~っ!?」
と決まって聞き返します。
「なぜ天狗ウキ買うの? いつも使ってるウキでええやんか。 何に使うの?」
これもよく聞き返す言葉です。
知人がディセターに興味を持って違う番号の物2個だけ買いました。
実際に釣りに使ってみたのですがうまく操作できません。
普通のドングリウキとどう違うのだろう? と首をかしげながら使うのですが、やがていつも使用しているウキに交換してしまいました。
ライフベストのポケットにしまわれたディセターはその後彼の自宅のタックルボックスの中から出てくることはありません。
また、ある方は天狗ウキを1個購入しました。
番号は1番。
仕掛けを沈ませる釣りがしたかったのでしょう。
使い始めてから約15分で根掛かりしてウキは2度と戻ってきませんでした。
天狗ウキ&ディセターを買う人の殆どは「沈め探り釣り」に興味を持っているようです。
天狗ウキを買う方はたいていの方が沈め探り釣りをするため比重の大きい番号(小さい番号)を購入します。
そして根掛かりでロストしてしまいます。
天狗ウキは高価です。
たった15分かそこらで1個3500円が消えたのではたまったものではないです。
ディセターを買った方はウキが沈んで行かないことに気づかされます。
結局オモリを付けて無理矢理沈めます。
最初から普通のウキにオモリを付けたらどうかと言いたくなります。
で、結局使わなくなって自宅で眠らせることになります。
天狗ウキ&ディセターを使いこなすためにはある程度サイズと各番号を買い揃えなければいけません。
使っている間に破損することもあります、ロストすることもあります。
その度に欠落した番号を補充することになります。
最終的に使った金額はウン十万円ということもありえます。
私自身天狗ウキは100個以上持っています。
この10年間にコツコツと買い揃えた物です。
30個ほどが使用中に傷付いて浮力を失ったためメンテナンス中です。
乾燥のために何年も眠らせています。
今使っている物も誤って傷付けてしまえば除湿庫(お菓子の空き缶)に納め、新しい物を補充しなければいけません。
ロストしたものは数えたことがありませんがかなりあります。
今まで使ったお金は・・・・・・・・・(〇o〇;)
ディセターも使い始めて1年ですが、ロストもしています。
これからは何個か傷付いて使えなくなるでしょう。
本当にそれでも使いますか?
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