番外
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こだわり
天狗ウキとディセターにこだわるのは、私にとっては使いやすい道具だから。
ただそれだけです。
こればかり使っていたせいでしょうか、特性を体が覚えてしまったからでしょうか、こればっかり使うようになりました。
この道具を人に薦める気も押しつける気もありません。
「沈むウキ」「アタリは竿先で捉えるウキ」と言われています。
端から見ていればそうとしか見えないです。
長い間、使い方をきちんとした説明がなされなかったので、こういうイメージが定着してしまいました。
私も使い始めた当初はそういうウキだと思って使い始めました。
わかりやすい参考書が出てきたのはここ数年のことですから。
「糞バカ高いウキ」「扱いにくいウキ」とも言われています。
仕方ないですね、事実なんですから。...((((( ((;^^)
時々、釣り場で私のタックルを興味深げに眺めるオヤジに遭遇します。
なんか照れくさい感じもしますが、隠そうとはしません。
胸を張って「私は天狗ウキ使いの一人です」と頭の中で思っています。
購入してみようかな?という相談をされる方がいます。
「どうぞご自由に」と答えます。
この道具を生かすも殺すも釣り人次第。
どんな道具も同じですよね。
天狗ウキやディセターを紹介する雑誌やビデオ、TV番組を見ているとガンガン流れる本流での釣りというイメージがくっついています。
そういう環境下で使用するという固定観念が視聴者の頭の中にもこびりついているのではないでしょうか。
皆さんは普段よく通う磯はどんなところですか?
潮のよく通るいわゆる一級磯ばかりですか?
そうでしたら、たいへんうらやましい。
たくさんの人が上がって窮屈ではないですか?
隣の人とおまつりはしませんか?
思い通りのコースに仕掛けを流せます?
それとも本流が磯を取り巻いている離島ばかりですか?
私は紀伊半島の南紀でもそんなに有名ではないところに通っています。
しかも、たいてい上がる磯はその中でも二級と呼ばれる磯。
敢えて自分から好んで上がります。
なぜなら、すごく空いているからです。
たいてい一人で磯に上がりますので何でも出来ます。
確かに良型の魚はあまり釣れません。
たいていは餌取りだらけ。
でも、きれいな海と、多くの魚たちと、ゆったりした時間を過ごせていろんなことを試せます。
これも私のこだわり・・・かな?
このページを作成するに当たっての頭の中で描いた海のイメージは、普段皆さんが通っている近郊の海をイメージしています。
一年に数回しか行けない離島よりも、ふだん足繁く通っている磯での釣りを対象として書いてあります。
その方が実用的だと思うのですけど・・・・どうかな。
天狗ウキやディセターは流れの早い離島の磯や、一級と呼ばれる磯だけで使用するのではなく、どこでも使える物です。
これも私のこだわり。
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