撒き餌を購入する際、どれぐらいの量を購入すればよいか悩むところだと思います。
 1日の撒き餌の消費量は釣り人個々によって異なります。
 大量に購入する人もいれば、少量しか買わない人もいます。

 ここでは、普段私が行っている目安を記述します。
 尚、大阪のエサ屋さんでは他地域よりエビエサが安価に入手できるので、恵まれた環境で釣りが行えると言えます。
 エサの金額や量が関西圏以外では当てはまらないことを念のため記述しておきます。



 これを書いている春から夏にかけての時期は日が長い季節でもあります。
 午前中ならば、朝6時前ぐらいから午前11時ぐらいまでの5時間、午後は午後1時から夕方6時頃までの約5時間のいずれかの時間帯で釣りをしています。
 釣りエサ店に行ってエビを購入する量は、5時間で3千円分購入しています。(晩秋や冬場とかは日照時間が短くなるにつれて購入する量が減ってきます)




 もし、終日釣りをするならば、計10時間としても6~7千円分ぐらいのエサの量が必要というわけで、それに見あったエビクーラーとエビブクが必要となります。

 沖の一文字堤防などに渡って終日釣りをするならばそれなりのタックルを用意しますが、いつもはおかっぱりなので午前午後両方釣りをする時は、お昼に再度エサ屋へ行きます。


 そんなにたくさん必要なの? と思われるかもしれません。

 シャクで1回撒く時のエビの量はだいたい5~10匹程度。
 仕掛け1投入するごとにだいたい3回ぐらい撒いています。
 つまり、仕掛け一流しで15~30匹前後のエビを消化しているわけです。

 仕掛け一流しの時間というのは、釣り場の潮の流れや季節、魚の活性によってまちまちで一定ではありませんが、もし、魚が何も釣れず、エサ取りも殆どいない場合ですと、最後にエビエサは結構な量が余ってしまいます。

 無駄な量だと思われるかもしれませんがそうではありません。
 時合いが来てアタリが頻繁に来たら、例え数回エサを取られて素バリを引いたとしても、集まった魚をそのポイントに釘付けにしなければいけません。
 そのためにここぞという時は、撒き餌の量、回数を多くして魚の活性を継続させるようにする必要があるからです。

 夕方、もう帰ろうかなと思っているような時に時合いが訪れて、撒き餌が必要ないざという時にエビクーラーにはもう数回分のエビしか無いというのは非常に悔しい思いをします。
 オキアミフカセの釣りも同じなのですが、”撒き餌の切れ目は魚の切れ目”というわけです。

 ですから、最後は余るかもしれませんがちょっと余分に購入するようにして、撒き餌のペース配分は時合いが訪れるまで考えながら撒くようにしています。
 そして、アタリが有ったら魚を逃さないつもりでアタリが遠のくまで集中的に撒きます。
 1匹釣った直後も散った魚を再び集めるという意識で、少し多めに撒き餌を行って2匹目3匹目を目指します。
 私の場合1匹を釣った時点でたいてい気合いが抜けちゃって続かないことが多い。 コマッタモンダ(-""-;)


 余ってしまったエサはどうするか?
 それは最後にしっかりと自分のポイントに撒いてきます。
 
 魚は頻繁にエサを得られる場所に集まってきます。
 よく人が訪れて撒き餌がたくさん入っている場所ほどよく釣れます。
 いわゆる「飼い付け」をされているのです。

 紀州地方の年を取ったチヌ釣り師は、ここぞと決めたポイントに釣りをせずに毎日のようにエサだけを撒いていきます。
 コイ釣り師などもそうです。
 飼い付けによって魚を集めて、コンスタントに釣果が得られるように日々努力しています。

 特に自分だけしか知らないようなマイポイントは、飼い付けのための撒き餌と心得て、余ったエサは次回の釣行のために撒いてきてください。

 *磯の渡船店などでは、「余った撒き餌は撒くな」と注意されます。
  それは、撒き餌を撒きすぎることで魚がお腹いっぱいになり、翌日以降に訪れたお客さんに良い釣果が得られにくくなるからです。
 つまり、渡船店の集客に響いてくるという渡船店側の都合でもあるのです。
 また、東京湾など釣りは撒き餌禁止という条例が定められている地域もあります。
 磯で撒く撒きエサには集魚材を使用しており、自然には決して良くない物なので、そういった撒き餌を撒きすぎることは絶対に禁物です。
 ですが、生きエビなどの自然の物で、我々釣り師が週末に撒く程度ならば、小魚やプランクトンを育成する役にも立ちますので、私はある程度ならかまわないと思っています。
 それよりも、職漁師によって毎日撒かれる養殖用の配合エサや、ネットに海藻類が付かなくする薬剤の方が何倍も自然には悪いと思うのですが・・・。




参考:
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アクアスポーツ(AQUA SPORTS) 活きエサクーラー8リットル 3点セット ¥1780円icon
 ↑この製品の8Lサイズで3千円分(マス6杯)が限界と思えます。
 それだけの量を購入してこのクーラーで釣行すると、気温の高い時期はエビが死んでいくペースが早いですね。
 それ以上の量はもっと大容量のクーラーを用意した方がいいと思います。







 
目次

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 エビ撒き釣りとは

 タックル1

 タックル2

 釣り場

 仕掛け

 魚の習性

 魚の好む場所
 
 ポイント
 
 撒き餌の量
 
 撒き餌の撒き方

 釣り方

 季節ごとの釣り場

 別記:エビ撒きタックル

 別記:エビクーラー