*秘伝 -海の色- 海の色は常に同じではありません。 季節、時期、前日の天候により様々な色へと変化します。 釣り場に着いた時にまず海の色を見ます。 その時の色と水の透明度によって、今日は最高だ! とか 今日はダメだorz とかをある程度区別できるようになります。 今から書くことはおそらくちまたの雑誌や釣りの本にはあまり書かれていないと思います。 なぜなら漠然としすぎるところがあり、一概には言えないことも多く例外もまた多くあるからです。 あくまでも私が経験で感じ取ったことで、皆様の行かれる場所や普段の釣りでは当てはまらないかもしれないからです。 尚、あくまでも大阪湾を基準として記述しています。 珊瑚礁のある南国や、チヌやハネのいない北国などでは全く当てはまりませんのでご了承ください。 全体的な海の色: ・水温の高い時期(5月~11月) → 青色っぽく見えます ・水温の低い時期(12月~4月) → 緑色っぽく見えます 魚がよく釣れる(活性の高い)色: 高水温時 濃紺←--------青---------→水色 よく釣れる あまり釣れない *晴天が幾日も続き穏やかな日が続くと海は濃紺に見えます。 大雨が降ったり、荒れたりすると海は水色に変わります。 水潮になった、水温が急変した場合によくあります。 低水温時 濃緑←--------緑---------→エメラルドグリーン よく釣れる あまり釣れない *晴天が幾日も続き穏やかな日が続くと海の色は濃くなります。 大雨が降ったり、荒れたりすると海は淡い色に変化します。 水潮になった、水温が急変した場合によくあります。 透明度: 濁っている←---------------→透き通っている よく釣れる あまり釣れない *これは一般的によく言われているのですが、気持ち濁っている方がよく釣れます。 魚が水の中を見通せる距離が短くなり、また、水面上の影が見にくくなるため魚が警戒心を解きやすくなるのだと思っています。 例外: 前日に比較的まとまった量の雨が降り、河川から砂などが大量に海に流れ込んだ「泥濁り」の場合は例外となります。 ・高水温時:チヌなどがよく釣れる(落とし込み釣りに最適) ・低水温時:魚の活性が低くなる(低水温の真水が流れ込むので魚の活性は悪くなっている) 真冬の雨の日の翌日撮影。 濁っていて透明度はほとんど無い。 波: 大荒れ←--荒れぎみ---小荒れ---ざわつく---→凪 釣りにくい よく釣れる 釣れにくい *大荒れは釣りどころか危険なので当然ですが、海が少し荒れたぐらいがよく釣れます。 天気: 快晴←---------曇り---------→雨 釣れにくい よく釣れる 釣れにくい 以上、釣行時の参考にしてください。 |